ボーイのお仕事【営業中編】
ボーイの仕事の中でも一番メインで、一番難しいのが営業時間中の仕事。
実際にお客さんと接することになるからミスは許されないし、ボーイとしての腕の見せ所になっていく。
正直、俺はボーイの仕事で何が大変かって言ったら、営業中の仕事だったな。
ここでは、キャバクラのボーイの仕事の中でも特に忙しくて大変な営業時間中の仕事について紹介していきます!
荷物を預かって管理する
お客さんが来店して、まず最初に接客するのはボーイ。
いらっしゃいませ、と丁重にお出迎えして、カウンターで荷物を預かってその日の指名を聞く。
荷物はカウンターのロッカーに入れることになるんだけど、そのお客さんの荷物をどのロッカーに入れたのかちゃんと確認しておくことが重要になるね。
帰る時に、荷物を取り違えたら大変だから。
だからここは記憶力が物を言う仕事!とはいえ、最近では多くのキャバクラが荷物を取り違えないようにロッカーの場所に工夫してるところがほとんど。
例えば、卓ごとに使うロッカーが分けられてるとかね。
でも、その管理方法はお店によって違うから、ボーイの仕事を始めたらまずはお客さんから預かった荷物を丁寧に扱うこと、それからそのお客さんと荷物を対応させることが重要になってくるな。
キャストの付け回し
キャストの付け回しっていうのは、来店したお客さんがフリー(キャストの指名がないこと)のお客さんだった場合、そのお客さんをどのキャストに接客してもらうか決めること。
そのお客さんの身なりなどをみて、ボーイが判断してキャストをつけることになる。
相性の良し悪しや今後のリピーター作りにかなり重要になってくるから、付け回しは責任重大。
ほとんどのお店では先輩ボーイがキャストの付け回しを行うことになるな。
下っ端には責任重大だし、どのキャストが良いかなんて経験則でしか学べないし。
お客さんやキャバ嬢のお使い
もしお客さんやキャストが営業時間中に買ってきてほしいものが出てきたら、ボーイが走って買いに行く。
お客さんによっては出前を頼む人もいるから、可能な限りお客さんの要望に答えられるようにおつまみや食事を買いに行ったり、出前を注文したりする。
お使いについては、営業時間中はとにかく早く!
接客時間中に用意しないといけないから、スピード勝負になってくる。
トイレの空き状況の確認
お客さんがトイレに行きたいって言ったら、まずはボーイが空いているか確認しに行く。
お客さんをトイレの前で待たせるわけにはいかないし。
もしトイレが空いてなかったら、キャストにもう少し待ってもらうように伝えて、空いていたらOKを出してキャストにエスコートしてもらいながらトイレに行ってもらう。
この時、お店によってはハンドサインでキャストとやり取りをすることになるから、新人はまずお店それぞれのハンドサインを覚えることになるよ。
まとめ
営業時間中のキャバクラのボーイの仕事内容についてまとめるとこんな感じ。
・フリー客の場合、どのキャストが良いか見極めて付け回しをする。
・キャストやお客さんの必要なものを買いに行く・もしくは用意する。
・お客さんやキャストがトイレに行きたい時のトイレの空き状況の確認。
キャバクラの営業前も開店準備とかで忙しいけど、営業中はくらべものにならない位動き回っているイメージだね。
もちろん、キャバクラの営業が終了してもボーイの仕事は続くよ!